代表メッセージ
本気で「本物の家」をつくる。
家は人生における「安心」と「くつろぎ」の象徴です。外がどんなに寒くても家の中はあったかい。灼けるような暑さの中でも家の中は涼しい。いつだって心から家族が落ち着ける場所。
これが私の目指す家づくりです。
「そんなのは当たり前」と思うかもしれません。でも、その当たり前に本気で向き合おうとすれば、従来の方法では限界があるのです。
実際、私には苦い体験があります。約20年前、私は自宅を建てました。家づくりのプロとして、家族にできる限りのことをしたい。その思いから最高水準の木造住宅を目指しました。完成した自宅は立派で、最初は満足していました。しかし住み始めると…夏は暑くてエアコンが欠かせない。冬は家の中も寒くて暖房が必要。正直なところ、光熱費は高めです。本当にこれが最高の家だろうか。他に方法はなかったのだろうか。心に疑問が生まれました。そこから海外にも目を向け、家づくりを見つめ直しました。そして出会ったのがドイツの「パッシブハウス」の考え方です。家の核となる部分さえしっかり作っておけば、冬あたたかく、夏に涼しく、100年後も住み続けられます。丈夫で長持ち、質実剛健。いつだって心から家族が落ち着ける場所になる。これぞ目指すべき本物の家づくり。後悔から再出発して、私がたどりついた答えです。
代表取締役 宮崎 裕兄
